コロナウイルスによるデマ情報と風評被害による品切れ続出。正しい情報を

3/1日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

前回取り上げておりますが、コロナウイルスによる猛威は今や全世界中に及びんでおります。3月1日現在 国内感染者数239名、死者5名

今回の一連のコロナウイルスに関するデマ情報も出回り、国内でも各地で関係ないものが品切れになるなど混乱が続いております。

私の町のドラックストアもティッシュや生理用品がご覧のとおり…。

昨年の台風19号と同じ状況ですが、不安をあおられた群集心理が働き異常な状況となっております。

今回はデマ情報に惑わされずに正しい情報を得て正しい予防をするには?ということをまとめてみました。皆さん一緒に考えてみましょう。

情報ソースが明確でない情報は信じるな

さて、友人から以下のラインが届きました。友人は私に対して有益な情報を共有しようと好意で送ってくれたものと理解しておりますが。デマ情報でした。

友人から送られてきましたlineメール。東日本震災でも同様のチェーンメールが横行しましたが、だます気が好意を利用したチェーンメールは瞬く間に広まります。安易な情報を他人に送る前に注意しましょう。

なんでデマ情報と判断したか。内容をよんでみるとこうした情報は大抵共通したものがあります。

  • 知り合いの知り合い(また聞き)
  • 断定的

である特徴があります。今回のメールの内容も『知り合い』の『同級生の甥』が新型ウイルスを研究するために調べた内容として、『参考』にしてくださいとあり情報源であるニュースソースが明確ではありません。

今も昔も噂の発生はニュースソースが曖昧ですね。(-_-;)

正直、一瞬私も信じたのですが、内容を読んでデマ情報と判断しました。

  • 風邪気味となった場合、症状に鼻水と痰がでる場合はコロナウイルス感染の可能性は低い
  • 新型感染ウイルスは26~27℃の温度で死滅するためお湯をたくさん飲みましょう。

いずれも、何ら具体的な根拠がない説明です。人の体温が36℃なのに対しそれより低い温度で死滅するとあるところからデマ情報であることがわかります。

あ、すぐ他の人に知らせなきゃ!となる前に一呼吸おいて冷静になって判断しましょう。情報に匿名や出典があるかないかなど。(ネットでは芸能ニュースは憶測や…らしいぐらいのニュースソースが多いですが。)

信頼できる情報は公共機関から

災害や蔓延する今回のような新型ウイルスでは、一般で簡単にSNSを介して情報飛ばせる時代。情報源として有効なのは、公共機関の情報がまず信頼できる情報です。

専門家でも詳細把握していないままSNS発信して間違った情報が飛び交う時代ですので厚生労働省のホームページからまず現状を知るのが一番信頼できると思います。

出典:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html厚生労働省ホームページより

厚生労働省はラインからでも新しい情報が見れるようになっておりますので、まず公共機関の情報を知る習慣を身につけましょう。

以下コロナウイルスに対しての厚生労働省の見解です。

新型コロナウイルス感染症については、これまで水際での対策を講じてきていますが、ここに来て国内の複数地域で、感染経路が明らかではない患者が散発的に発生しており、一部地域には小規模の患者クラスター(集団)が把握されている状態になっています。しかし、現時点では、まだ大規模な感染拡大が認められている地域があるわけではありません。

感染の流行を早期に終息させるためには、クラスター(集団)が次のクラスター(集団)を生み出すことを防止することが極めて重要であり、徹底した対策を講じていく必要があります。また、こうした感染拡大防止策により、患者の増加のスピードを可能な限り抑制することは、今後の国内での流行を抑える上で、重要な意味を持ちます。さらに、この時期は、今後、国内で患者数が大幅に増えた時に備え、重症者対策を中心とした医療提供体制などの必要な体制を整える準備期間にも当たります。

出典:厚生労働省ホームページより

として原因は特定できておりませんが、集団によるパンデミックを防ぐため国内でもようやく集団で集まる場を規制する動きに入っております。

  • 先月の政府発表では非常事態として2/27日に全学校の閉鎖を決定。(春休み含め1カ月約)
  • 日本全国ではプロ野球のみならず大相撲、競馬など初の無観客試合。
  • ディズニーランドは2/29日~3/15までの休園を決定。コンサート各地も延期、中止と各地で自粛

政府の対応が後手後手に回った感は否めませんが、社会全体が極力濃厚接触が避けている状況を強いられているのが現状です。

日常生活でも上記の通り間違った情報で日常品が不足するなど生活で支障が出てきております。

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