皆さんこんにちは。6/4日全仏オープンで女子ダブルス3回戦で加藤未唯選手が、相手コート返球の際にノーバウンドでボールガールの頭部に直撃する出来事があり、相手チームの度重なる抗議により失格する事態となり、様々な反響がありました。一度は審判に故意ではないゆえに警告扱いでしたが、対戦相手の抗議が続き、危険な行為とみなされ失格に変更される事態となりました。
また加藤選手の失格を宣告された直後の相手チームのほくそ笑む様子が報じられ、テニス界やファンの間でSNSを通じて非難が殺到し炎上する事態と至っております。
ソリベス・トルモは公式のコメントでは「何も悪いことをしていないのに非難は辛い」と後面としておりますが、SNSでの批判が殺到し炎上しているようで、SNSのコメントは見ないと述べております。
抗議を行った対戦相手相手どのような人なのか調べてみました。
皆さまお付き合いください。
対戦相手はどんな人?
今回の加藤未唯(日本)とアルディラ・スーチャディ(インドネシア)ダブルス組と対戦した相手はマリエ・ブスコバ(チェコ)とサラ・ソリベス・トルモ(スペイン)
はチェコ生まれの1998年生まれの24歳右打ち。23年現在WTAランキング33位。(ここでお伝えしているWTAランキングはシングル)
2021年に全米オープンでは大坂なおみと対戦し2-0(6-4、6-1)でストレート負けを喫しております
ブズコバは2020年にWTAから最もスポーツマンシップにのっとってプレーした選手に贈られる「カレン・クランツキー賞」を受賞しております。
ゆえに今回の件と比較され非難が炎上しているようです。
サラ・ソリベス・トルモはスペイン生まれの1996年生まれの26歳。右バックハンド両打ちの選手です。23年現在WTAランキング132位。
今季成績10勝6敗
昨年22年はダブルスで全豪、全米の準々決勝へ進出しており、本年はより良い結果が期待されております。
ちなみに今回失格となった加藤選手のWTAランキングは23年現在WTAランキング410位。
アルディラ・スーチャディ選手はWTAランキング344位。
ランキング的にはかなり差がありますが、高い機動性と運動量が求められるシングルとは異なり、ダブルスは前方の前衛とコート後方の後衛による連携による戦略が求められるためランキング評価以上の実力が発揮されやすい競技だと思います。
実際、今回のダブルスの試合でも第1ゲームは7-6で取られていたものの接戦で。第2ゲームでは1-3と善戦しておりました。今回接戦ゆえに失格を宣告された加藤・スーチャディペアを見て、“ほくそ笑んだ”かどうかはわかりませんが、結果自身のSNSを炎上するに至りました。