天まで届け主題歌『涙くんさよなら』を歌った川越美和さんとは?

なぜ引退したのか?

90年代以降、女優業を続けておりましたが、当時の関係者の証言によると、2004年頃から摂食障害による精神的不安定とアルコール依存と荒れた私生活を送っていたことがわかっております。交際していたミュージシャン男性と破局したとの噂がネットでながれておりますが、確証はありませんでした。

2007年の映画『ゲゲゲの鬼太郎』に出演した当時の製作スタッフによる証言です。

あの頃のことは、よく覚えています。何しろ川越さんは撮影時、様子がおかしかったんです。ロケ現場で突然泣きだしたり、上の空だったり。心配したヘアメイクさんが声をかけたら、『裸にもされて、もうボロボロなんです』と言っていたと。結局、撮影途中で『辞める』と言いだしてしまい、事務所の人間とも音信不通状態。出演シーンを大幅カットすることになったんです

とありかなり精神的に追い詰められていた様子が伝えられております。
裸にされたとあるのは、前年出演して同年2007年に公開された映画『松ヶ根乱射事件』で川越さんは前半でしょっぱなひき逃げされて検死として全裸の死体で登場します。これまでのイメージとは異なる配役でした。山下敦弘 監督、出演は新井浩文、山中 崇

yahooによる評価は3.20で『日本映画らしいと』高評価と『話に変化がなくてよくわからない』と低評価で賛否分かれている珍しい作品です。

がマニアック過ぎたのでしょうか。残念ながら出演したこの映画はあまり話題ならないことや思うような仕事ができないことに悩んでいたのでしょうか。

感想はAmazonやTSUTAYAでレンタルできます。ので興味ある方はぜひ見てください。

出典:Yahoo!

出典:Yahoo!

引退後や引退前後の関係者の証言

引退後はテレフォンアポインターの仕事に時給…アルバイトとして働きます。当時の職場の上司の証言

川越さんが会社に入ってきて、びっくりしましたよ。時給は1400円ほどで1本契約を取るごとに5万円とか入る仕組みで、彼女はかなり、いい成績でした…本当に足の踏み場もないので驚いていたら、“オークションに出すんです”って言っていました。芸能界にいたころは、広尾あたりに住んでミニクーパーに乗っていたそうです。(中略)

 でも、芸能関係の悪い人間に引っかかって、何かの保証人になってしまったみたい。それで、本人に金銭の請求が来るようになり、“悪い輩に騙された”って寂しそうに話していました」
人間関係でだまされて借金をしたと証言しておりました。また肉親とは「彼女じゃ埒があかないので実家の父親に電話したら“勘当した”って言うんですよ。お酒を飲んだり金使いが荒かったりといろいろあったようで、“次に会うときは骨を持って帰るときだ”って断られてしまったんです
(出典:https://www.jprime.jp/articles/-/9785?page=2)

と芸能界の知り合いに騙されたこと、浪費癖の抜けない川越さんと肉親の間で絶縁状態だったと取材で述べております。また、亡くなった家に引っ越す際に、家賃の滞納など引っ越しのお金もない状態だったと証言しております。

また2004頃から当時交際のあったカメラマン男性の証言
当時、彼女はそんなに仕事がなかったので、部屋にいることが多かったんです。毎日、僕が仕事を終えて帰ってくるころには、すでに酔っぱらっていて、将来のことや仕事の話など、まったくといっていいほどまともな話ができない。なので、なんとしてもお酒を断たせようと、一緒に病院に行くことにしたんです。中略…彼女はそれがほとんど効かなかった。薬を飲んでも、お酒を普段どおり飲んでしまうんです。最終的には先生に“本人の意思でやめるしかない”って言われてしまいました。


僕と付き合う前に、ある知り合いの女性から“あなた太ったわね。誰だかわからなかったわよ”って言われたらしいんですよ。それにショックを受け、摂食障害というか食事をとれなくなっちゃった。

 僕が付き合っていたころもやせていて、食事はほとんどとらなかった。もともと繊細で人のことを気にする子だったんですが、そのひと言が、彼女をずっと追いつめてしまったのかもしれない。そう思うと、やりきれないです


(出典:https://www.jprime.jp/articles/-/9834)

とアルコール依存症、摂食障害に苦しんでいた状況を証言しております。

男性側からの証言ですが共に荒れた生活をしていたようです。

2004年頃から酒浸り、借金を繰り返すなど荒れた生活をしている様子を、飲食店を営んでいるかおりさんのお兄さんである桃井章さんがその様子を証言しております。

ひとり舞台は11月と12月の2回、行いました。当時、川越さんが所属していた事務所社長と僕が友達で、それが縁でお店に来るようになった。
 でも、毎日、酒浸りみたいな状態で……。そんな彼女を見ていたら、男だけど“母心”っていうか、“川越のためになんとかしてあげたいね”って思って、ひとり舞台をするよう持ちかけたんです。

(中略)

脚本や演出も彼女がこなし、舞台はよかったですよ。彼女が物を作ることをやりたいんだなっていうのは、すごくわかりました。だからこそ、なぜ酒浸りになったのかがわからない。ただ、1度だけ“20歳のときに月に200万円使える身分だったのよ”って言ったことがあったんですよ。“16歳でデビューして200万円使えるようになったら、人間どうなっていくかわかるでしょ”って。それは言い訳の気もするけど…中略…田舎の超有名な美人が東京に出てきて、20歳までに月に200万円も稼ぐ女優になったら、そりゃ、くだらない仕事はしたくないでしょ。周囲がバカに見えてくるんでしょうね。

 事務所にしたら彼女に合う仕事を持ってきてるつもりなんだけど、2時間ドラマなんかで、私がやんなくてもいい役って思っちゃうと拒否しちゃうんです。それで、お金もなくなっちゃうわけです


過去の強烈な栄光の影響で仕事を選んでいき、仕事がなくなりお酒に依存し心を病み薬をのみさらに借金を重ね…。結果体を壊し急死してしまう残念な結果となりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。天まで届けの主題歌、涙くんさよならを歌った川越美和さんを調べてみました。川越さんはデビューしてから鮮烈な成功を得ているように、間違いなく芸能界で逸材だったとおもいます。まわりがほっとけない、サポートしたくなる魅力もあったと思います。

本人もきっとやり直そうとしていたのだと思います。
どうしてそのような生活になったのか。恋愛なのか仕事なのかは今となってはわかりませんが、芸能界の強烈なスポットライトの魅力は人の人生も狂わせてしまうと調べていて辛くなりました。マネジャーも含め当時の大人たちが正しく導いてあげれなかったのかと。残念な気持です。

芸能界という光と影の部分の怖さを感じました。

金曜日放送の爆報フライデーの放送を見ながら川越美和さんも偲びたいと思います。

本日はこの辺で。

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