キウイブラザーズは誰が作った? CMの歌手は誰?

皆さんこんにちは。
最近病みつきになっているCMがあります。
キーウーイ♪でおなじみのゼスプリCM、擬人化したキウイのキウイブラザーズが楽しく歌って踊っているCM。4月30日から放送されたCMですがもう見ましたか?

出典:ゼスプリのYouTubeより

YouTubeで過去CMで再生が1000万回を超えているそうですが、今回も透明な唄声とともにキウイブラザーズが楽しく踊っているCMが最近話題となっております。

あらためてキウイブラザーズは誰が誕生したのか?そして今回の最新CMの歌っている方は誰なのか調べてみました。皆様もご一緒におつきあいください。

キウイブラザーズのCMはどうして生まれた?

キウイブラザーズのCMは、ニュージーランド産のキウイフルーツの販売窓口として輸入、製品管理、マーケティング活動を行っているゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社(以降ゼスプリ)のCMとして制作され2016年より放送されました。

当初は芸能人を起用したCMでしたが、ゼスプリマーケティング部長の猪股可奈子さんは売り上げは好調でしたが、社内と消費者のキウイの認識の違いから国内にはまだキウイの市場のシェアがあることを感じていたそうです。消費者のアンケートを実施し、社内にキウイの認知度が国内でないことを理解させ芸能人をメインとするCMより、認知されるべき『キウイ』をメインに伝えるCMにすべきではという結論にいたりました。

ゼスプリ社内でチームによる400のキャラクターをマーケティングから研究した結果、

  • 大人にも子供にも愛される
  • 中身が見えて美味しさがつたわる

とキャラクターの特徴が絞られ、キウイ特徴である果肉部分がしゃべると見えるのが特徴的なキャラクター、キウイブラザーズが誕生しました。

長く芸能人のCMを起用していたため、上層部では難色を示したそうですが、

日本独自のカワイイ文化による認知の浸透性を説明し社内でも承認が降りCM制作にこぎ着けたのでした。こうした流れを見ると本当に地道な努力だったのだと感嘆します。

(出典:アゲリシャスなキウイブラザーズを生んだのは2児の母だった

 

CMは広告代理店の電通で製作されております。

また、コミカルに動くキウイブラザーズは粘土や人形を1コマずつ撮り撮影する手法のコマ撮りでアニメーションにして動いております。こちらは造形作家阿彦岳さんを起用されてます。

こうしてつくられたキウイブラザーズのCMは、馴染みやすいキャラクターとキャッチで2016年ではグッドデザイン賞を受賞しております。

受賞の理由として、デザインを審査した評価コメントでは、『一つ一つが丁寧に作られていて、商品の特徴をうまくキャラクターにできており、TVCFから店頭までのコミュニケーションもうまくできており、キャラクターに愛着もわく』と評価されております。

電通の関戸さんはこのコマーシャルの制作に対して取材で

複数の人で構成される集合体が伝えたいことを、ツギハギのまま発信しても人格が見えづらく、人の心を動かすのは困難です。だからこそ”メッセージの人格”をアートディレクションして、情報を伝わりやすくすることが大切です 。

―出典https://mag.sendenkaigi.com/brain/201912/art-direction-2020s/017675.php―

と述べております。現在ゼスプリではキウイブラザーズを紹介しているサイトがあります。こちら

 

 

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする