みなさんこんにちは。11月4日月曜日ですね。三連休最後の一日をいかがお過ごしでしょうか。
先週11月2日にワールドカップラグビー決勝戦、イングランド対南アフリカ戦が行われ、南アフリカが32―12で優勝を果たし、盛り上がりを見せたワールドカップ日本大会が終わりました。
今回の日本大会、日本代表がベスト8に進出することも大きな話題となりあらためてラグビーの試合の面白さ、白熱した興奮を感じた方も多いと思います。
私は中でもニュージーランド代表の試合前に行われる“ハカ”がとても印象的でした。3大会連続優勝している圧倒的な強さを誇るニュージーランド代表が試合前に行われるハカについては、以前こちらでお伝えしておりますが。
今回の大会で一番印象に残ったのは、皆さんも感じたと思いますが、
10月27日準決勝のニュージーランド対イングランド戦でニュージーランドが試合前に行われたハカに対してのニュージーランド代表のV字ライン隊形!
出典:youtubeより
V字隊形を作った中心に立ったオーウェン・ファレル主将のニヤリとした笑みがとても印象的でした。
試合後の結果は19対7でイングランドが勝利し、イングランドのハカに対してのイングランドのV字隊形での対応はニュージーランドへの意表をついた“ハカ奇襲”と称賛された声もある一方、ニュージーランドの伝統文化に対して礼を失すると反響を呼びました。
イングランド選手の一部がハーフラインを超えたとして、国際統括団体ワールドラグビーは試合後にイングランドに対して罰金2500ポンド(約35万円)を課しました。
このニュースを見た皆さん。「いままで他の国はどうしていたんだろう?」と思いませんでしたか?
今回は、ハカに対応した各国の歴史に残る有名な対応についてご紹介したいと思います。皆様もおつきあいよろしくお願いいたします。
受け継がれたニュージーランド代表のハカ
ニュージーランド代表のハカは1905年のイギリス遠征の際にオールブラックスが戦いの踊りの要素を取り入れて始めたのが最初といわれております。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=ZbEtWN7wtow
最初のグダグダな感じから、洗練されたパフォーマンス。受け継がれた自負と誇りを感じますね。自分としては1970年代の思い思いのハカものびのびしていて好きですが。
さて各国の有名なハカに対する対応を見てみましょう。
①一列に並ぶ
これは3位決定選でのウェールズ代表の対応ですが、
ハカは試合前の準備時間で行われ、相手も横一列で肩を組んでに並んで聞いているケースがこれまで一般的なケースでした。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=ygUUQoiJX0E
まあ、相手に対して決して負けないぞ!とリスペクトしつつもハカを行うニュージーランド代表に対しての一般的な対応です。
②至近距離で対抗
しかしながら、伝統ではあるもののハカを行うニュージーランド代表に対して快よく思っていない国も数多いようです…格闘技の試合前みたいな展開になることもよくあったようです。欧州では挑発と取られることも多いようですね。
こちらは1989年のW杯にてニュージーランド対アイルランド戦でのハカにたいしてのアイルランド。関係者が異様な雰囲気の様子をインタビューで語っております。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=-fg4FyhZ-Kg
試合はニュージーランドの圧勝だったようですが。激しく至近距離ですね!
こちらは年月不明ですがイエローのユニフォームからおそらくオーストラリアですね。K-1か?(笑)
出典:https://www.youtube.com/watch?v=L0bAfnCkG2U
こうした至近距離で対抗していくことをラグビーのスポーツマンシップ反する動きを懸念した国際統括団体ワールドラグビーは、相手チームがハーフラインから10メートルを越えるの禁止するルールを改正しましました。
闘志ゆえの反応はありだと思いますが。