岡村隆史に志村けんが期待していた事とは?

2020年3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎で急逝された志村けんさん。
幼いころリアルに8時だョ全員集合!を見ていて笑っていた私も含め、日本中が惜しみ、悲しみと落胆に満ちた一週間でした。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00010005-bfj-soci

志村けんさんは生前に2009年に出演したバラエティ番組、しゃべくり007に出演したとき、ネプチューンの名倉潤さんが2代目志村けんを指名するとしたら?
という質問に対してアイーンのモノマネで再ブームの火付け役となった感謝も込めてナインティナインの岡村隆史さんと答えております。
最近では大河ドラマや映画でも役者として活躍している岡村さん。
今回は2代目と話された岡村さんについてその真意を調べてみました
皆さんも一緒によろしくお願いいたします。

ナイティナインとして

岡村さんは1990年、同じ高校の後輩矢部浩之さんの誘いでお笑いコンビナインティナインを結成。その年吉本の芸人養成学校である吉本総合芸能学院(NSC)に入学し、吉本興業の舞台である心斎橋筋2丁目劇場に出演しプロとしてのキャリアが始まります。
1990年代東京進出後、1995年に『笑っていいとも!』のレギュラー、『めちゃ2モテたいッ!』『ASAYAN』が放送開始。
『めちゃ2モテたいッ!』は深夜番組から『めちゃ×2イケてるッ!』として土曜日8時ゴールデンタイムに放送され2018年3月31日まで長寿番組として放送されてました。
土曜日のゴールデンタイムである時間の冠番組を経験していた志村さんと岡村さん。きっと二人で飲んだ時もお笑いについて共通することなど話されたこともあったと思いますね

岡村隆史の芸風

これまで岡村さんは、顔芸や運動神経を活かしたビジュアル的な笑いを得意としております。『めちゃ×2イケてるッ!』では、
小さな身長ながら、芸人離れの身体能力から繰り出されるダンスを得意としてSMAPのバックやEXILEとの共演を果たしており、そのお笑いや企画に真面目に取り組む様は芸人として評価されております。

めちゃイケ企画からEXILEとゲスト共演した『オカザイル』

出典:https://www.youtube.com/watch?v=_xWJ-DXqIz8

また、顔芸的なものまねを得意としており、ビートたけしの鬼瓦権造のキャラをオマージュした格好や志村けんのアイーンは番組で幾度か出ております。

役者として共通していること
その身体能力を活かした能力が見込まれて1999年出演した『無問題(モウマンタイ)』で香港映画ながらその年の話題賞 作品部門を受賞しております。

出典:https://www.amazon.co.jp/


近年では2019年に出演した堤真一と出演した『決算! 忠臣蔵』では日本アカデミー優秀助演男優賞ノミネートされ、今年2020年の大河ドラマ『麒麟が行く』に出演しお笑い芸人から役者としてのキャリアも積み重ねて評価されてきております。

ちなみに志村けんさんと岡村隆史さんの二人は同じ年の作品で高倉健さんとかかわりがあり、お二人とも高倉健さんと共演しております。
岡村隆史さんは1999年主演の『無問題』主演による日本アカデミー賞壇上でのコメントでどのような俳優になりたいかという司会者の質問に対して、「将来は高倉健さんのような立派な俳優になりたいです」と語りました。

芸人としてのウケを狙った発言に対して、会場がシーンとしたそうですが、同席していた高倉健さんは立ち上がって拍手をし「頑張って下さい」とエールを送り温かな空気となったのに助けられたと岡村さんは述べております。(後に岡村さんが病気療養中の際にも高倉さんは手紙を送っております。)

その後、2012年8月25日公開の映画『あなたへ』で念願の共演を果たしております。
志村けんさんは1999年の『駅員(ぽっぽや)』で炭鉱夫役として出演。

出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/159522/

当初出演する気がなかった志村さん。高倉健さんの強いオファーで原作でなかった役としてのキャスティングで実現しましたと志村さんがある番組で語っております。

志村さん最近は『志村魂』という企画の芝居に力を入れておりました。2020年の4月ではNHKの連続テレビ小説『エール』に出演予定であり、
山田洋二監督の最新作『キネマの神様』に主演予定でありました。コントを通じた演技がこれから楽しみであった矢先の惜しまれた急逝でありましたが。
体を張ったスタイル。芸に対して真面目に突き詰めるタイプとして共通する所を感じました。冒頭の後継者としたら?との答えはそのあたりにもあると思います。

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