佐藤浩市のコメント炎上はなぜ起きたのか?

こんばんはヨシオです。

日にちは5月16日。令和になっからあっという間に半月ですね。月日はとても早く、令和の年号にも慣れてきたところでしょうか。

さて、本日は映画「空母いぶき」主演の佐藤浩市さんのインタビュー記事炎上について話してみようと思います。

皆さん、一緒によろしくお願いいたします。

(C)かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/「空母いぶき」フィルムパートナーズ

経緯について

5月10日発売の小学館漫画誌『ビックコミック』の巻頭カラーのインタビュー記事で、5月24日公開予定の『空母いぶき』主演の佐藤浩市さんが、演じる総理大臣の役柄について以下のコメント。

最初は絶対やりたくないと思いました(笑)。いわゆる体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残ってるんですね…以下略

とコメント。監督からのオファーの際に自由に総理大臣の役をどのようにアレンジできるかを話し合い。

彼(演ずる首相)はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです。だから、トイレのシーンでは個室から出てきます

とコメント。このコメントから持病の潰瘍性大腸炎がある安倍晋三首相を揶揄した発言とネットで賛否両論の大きな波紋が話題となりました。

小説家の百田尚樹、幻冬舎社長の見城徹、高須クリニック院長の高須克弥がTwitter上で佐藤浩市さんのコメントに対し批判。

それに対し、ウーマンラッシュアワーの村本大輔ラサール石井がTwitterで百田氏が佐藤浩市さんに対し三流役者とコメントしたことに対し、反論し場外戦を展開しております。

現在まで漫画家こばやしよしのり、芸人の太田光なども加わり混乱が広まっておりますが、佐藤浩市さんは5月24日の映画公開の舞台挨拶で欠席予定と映画の公式サイトより発表されました。

公開前に波紋が広がっておりますが、今更ですが映画空母いぶきってどのような話でしょうか。

空母いぶきってどんな作品?

『空母いぶき』は、かわぐちかいじ原作で小学館『ビックコミック』連載の戦争漫画を映画化にした作品です。海上自衛隊は最新鋭の空母いぶきを擁し、尖閣諸島で中国との領土的紛争を描いている作品です。

私は正直リアル過ぎて、映画化は不可能だろうと思っておりました。

実際に尖閣諸島で領空・領海侵犯などリアルタイムで起きているこのタイミングでよくやるなあとびっくりしました。

映画では敵国を某国とするようですが、フィクションとするにはシャレが通じないと思いますので仕方ないと思うところです。映画化の苦心が伺えます。

ちなみに配慮の影響か海上自衛隊からの協力なしでの映画製作のようですね。

発言はなぜ起きた?

活字のとおりなら潰瘍性大腸炎の難病に苦しむ人をも否定した発言ですし、

論外にアウトなコメントです。

しかしながら、以下の理由で本当に佐藤浩市さんがコメントの通り話したというのは疑わしいと私は思っております。

まず、冒頭で体制側の人間を絶対にやりたくないと話しておりますが、佐藤さんは2005年映画化された『亡国のイージス』で防衛庁情報局(DAIS)内事本部長という架空ながらも体制側の人間を演じております。

出典:youtubeより

そして、いちばん腑に落ちないのは、ここまであからさまに間違っている発言を果たして分別ある大人するものでしょうか?(しかもお酒とか飲んでない状況で)

インタビュー内容は、大抵インタビュー内容を録音し、その内容を基に記者が記事を起こしております。

記事になった内容を記者の上司であるデスクが確認し、紙面になるわけですが。

デザイン内容による文字数の制限などで、編集者によってはニュアンスを変えるなど、結果当初のインタビュー内容と異なるケースということはあります。

過去に私の経験上記事制作に関わったことがありますが、最初のインタビューの内容と校了(終了)後のニュアンスが異なっていたということはありました。わたしは、ここに活字の落とし穴があると感じます。

以上の考察から、佐藤さんの意図している内容と逸脱してしまったのではないかと思う次第です。

いずれにしても、この後の佐藤浩市さんのコメントを見守りたいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

みなさん、思うところはあると思いますが冷静に事態を見守ることで違う視点で新しいことが見えてくると思います。

今回はこの辺で。それでは!

 

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする